OB/OGからのメッセージ
多文化交流のOB/OGからいただいたメッセージを集めてみました。
多文化交流ってどんなイベントなんだろう?そう思っている方は要チェック!
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K.S 国籍:日本 出身大学:高崎経済大学 今の仕事:会社員(Webエンジニア)
私は、百聞は一見にしかずという言葉の通り、自分が実際に見たもの聞いたことを信じるようにしています。
多文化交流に出会うまでは、外国の人に対してポジティブなイメージを持つことができませんでした。それは私が「知らなかった」からに他なりません。
多文化交流に参加し、実際に様々な国の人と交流をした中で、国や文化は違えど本質は変わらないことを実感しました。くだらないことを言えば笑い合えるし、落ち込んでいると寄り添ってくれます。そんな心を通わせた友人がいる国を私は好きになることができました。
世界中の全員が全員、私たちに対して友好的ではないかもしれませんが、「この国にはこんなに素敵な人がいる」ということを知ることがとても重要なことだと感じています。ネットで様々な情報が飛び交う時代だからこそ、実際に私と同じような経験をする人が増えたらいいなと願っています。 -
日下夫婦(浩樹・優生) 国籍:日本 出身大学:高崎経済大学・群馬県立女子大学 今の仕事:大学職員・公務員
【浩樹】
多文化交流に出会ったのは大学2年の時。とにかく英語が苦手で、そんな状態で国際交流をするという発想を当時は持っていませんでした。
そんな時、「日本語でできる国際交流イベントがある」と知り、今まで関わらなかった世界を知るチャンスかも!と参加。
様々な国、年齢、大学のメンバーと泊まりがけで楽しく交流し、文化や価値観等を伝えあい、沢山の仲間を得る事ができ、自分の世界が広がったのを感じました。
それからすっかり多文化交流にハマってしまい、長いこと参加者やボランティアとして関わり続けています。
国際交流が元々好きな人はもちろんですが、私の経験から、特に英語が苦手・国際交流をしたことが無いといった人にも是非、参加をしてもらいたいと思っています。【優生】
色んな人と関わることの面白さを知れたと思ってます。様々な国の文化や宗教を「どこかの知らない人」からではなく「今目の前にいる人」から聞くことでより理解ができるような気がしましたし、その国を身近に感じられるようになりました。また、海外の方とコミュニケーションを取ることにあまりハードルを感じなくなったと思います。参加してみて良かったです! -
横井夫婦(宏行・ウィンディ) 国籍:日本・インドネシア 出身大学:日本大学・ブラウィジャヤ大学 今の仕事:Webエンジニア・専業主婦
【宏行】
私が太田先生、ならびに多文化交流に出会ったきっかけは、大学の英語の再履修です笑。
初めて太田先生に出会ったときは「このひげじいは何者?!」という失礼極まりない印象しかなかったのですが、今となって先生は私の人生にとってかけがえのない方です。
もしあの時、先生が「多文化交流というものに来てみないか?」と誘ってくださらなかったら?もしあの時そのお誘いを断っていたら・・・考えると少し恐ろしいですが、その時の私は平凡な学生生活に飽き飽きしていて、多文化交流に参加することをほとんど迷うことなく決めたのでした。つまりこれは必然だったのです(今私はムスリムですが、アッラーの導きがあったとしか思えません)。
ぐんまでの多文化交流はもちろん、アメリカでの多文化交流、そしてマランでの多文化交流も体験しました。
特にインドネシア・マランの多文化交流は、「インドネシアってどんな国?発展途上の国じゃないの?(当時の自分を殴りたい)」と最初は行きたくない気持ちでいっぱいでした。でも「今行かなかったらいつ行く?」「思い込みを捨てろ!」といざ行ってみたら、どハマリしました(そして妻とも出会いました笑)。街の雰囲気、人々の温かさ、すべてが当時の私が求めていたものでした。ハマりすぎて、マランの多文化交流の後に「マランのイスラム高校で日本語教師のボランティアをしてみないか?」という太田先生のお誘いをいただき、二つ返事で「行きます!」と快諾して、また1ヶ月マランに滞在したのでした。
このボランティア中に、イスラムという人生の根幹となる宗教にも出会いました。当時改宗はしなかったものの、「一緒にお祈りしてみる?」と誘われてモスクに行って、見様見真似で一緒にお祈りをしてみました。そこで、アッラーは本当にいるんだということを確信しました。当時特に宗教を持っていなかった私ですが、お祈りをしているときの時間はあまりに荘厳で、でも神秘的で、決して重苦しくなく心地良くて、今まで感じたことのない大きな力を感じ取ったのでした。
ちょっと長くなりすぎたので、最後に言いたいことを。
もしあなたが今の生活や置かれている状況に何か疑問が少しでもあるのなら、思い切って海外に行ってください。ただ海外旅行に行くのではなく、多文化交流のように現地の生活をできる限り長く体験してください。それだけでも、一筋の光のような、直接解決はしなくとも「あ、これで良いんだな」と見えてくるものがあると思います。
そして、思い込みを捨ててください。イスラムでも思い込みは良しとされていませんが、この思い込みというのはかなり強力です。とても一人の力だけで、一筋縄でできることではありません。自分たちが見ている、あるいは自分たちが思っている「世界」というのは、実はかなり狭く、恣意的に操作されていることが多いように思います(金魚鉢の中に飼われている魚のように)。誰かが敷いたレールの上を歩く?そんなの私はまっぴらごめんです。私自身もまだ完璧にはできていませんが、私は太田先生を始め国際比較文化研究所のおかげで、世界中の友人・妻・宗教という最強の武器を手に入れました。
あなたはどうしますか?迷っているのなら、早速国際比較文化研究所のイベントに申し込んでください。
きっと、あなたの知らない世界が、あなたを歓迎してくれます。【ウィンディ】
中学生の時から日本のことが興味を持って、大学で日本文学科に入って日本のことがいっぱい勉強しました。もっと日本語を喋れるようになりたいと思うので、大学で日本人の訪問があったら、機会がある時に積極的に頑張って日本語で声かけられました。なので、母国の大学(ブラウィジャヤ大学)と提携した多文化交流のプログラムがあってとても嬉しかったです。一回しか参加できなかったですが、とても楽しくて一生の思い出になります!いろんな人と会ったり、インドネシアと日本の文化を話したりして、人見知りの私にとってとてもいい経験でした。インドネシアと日本に離れてても、皆さんがずっと繋がってる気がします(^^)
しかも、なんと全然思わなかった奇跡な出会いもありました!(笑笑)
この多文化交流のプログラムをずっと続けられますようにと応援しています〜\( ´∀`) -
脇優美 国籍:日本 出身大学:群馬県立女子大学 今の仕事:事務職
「そういえば〇〇って今どこいるんだっけ?」多文化交流を通じて出来た友人といるとき、こういう会話になりがちだなあ、と。色んな国籍、色んな文化、色んな考え、小難しいことを頭で考えなくても、一緒にいて楽しい、また会いたいという温かい気持ちで溢れる多文化交流は、私にとってとても大切でとても大好きな場所です。多文化交流は、“この人は〇〇出身だから“と身構えることなく、国も文化も関係なく、”へ~!こういう考えの人もいるんだ~”と、“自分と違うことを知り、受け入れる”ということを、何も説明せずとも、肌で感じることができ、いい意味で“何も考えなくてもお互いの違いを認め合う”ことができる場所です。ここから派生して、“もっと相手を知りたい”という気持ちが大きくなることで、太田先生のいう「世界中の人たちと手を取り合い友となる平和な世界」に自然と近づいていっているんだなあ。
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森田実奈 国籍:日本 出身大学:常葉大学(静岡県) 今の仕事:静岡県内の商社でエネルギー商材の営業をしています
たくさんの”出逢い”を得ました。初めて参加させていただいた多文化交流in釜山から、5年ほど経ちますがあの時出逢えてよかったなと感じることが多々あります。
まず、日本人の親友ができました。多文化交流と聞くと、日本と海外の繋がりだけでしょ?と想像される方が多いと思います。私も参加前はそう思っていました。しかしこれが違うんです。「国内でも住む地域が違うみんなが、通っている学校が違うみんなが繋がることも多文化交流」と仰った太田先生の言葉が一番印象的で今でも心に残っています。当時群馬県の大学に通う2人と静岡県の大学に通う2人で、千葉県の某テーマパークに行ったり、東京の新大久保で韓国料理を堪能したり、互いの県を案内したり、大学の文化祭に遊びに行ったり...250kmある距離を遠いと思わないほどの出逢いと繋がりを得ることができました。群馬と静岡の繋がりから”ぐんまるこ(ぐんま+ちびまる子ちゃん)”と愛称をつけ、旅行や電話で近況報告をしています。社会人になった今は国内外住む場所や休日が異なりますが、この強い繋がりは一生ものだと私は確信しています。それぞれが結婚して家庭をもって、30年40年経っても多文化交流の思い出話をし笑い合うことが私の夢です。
次に、異文化を体験でき価値観が変わりました。自論ですが、異文化を知るには自分が現地に行き見て、感じて、体験することからしか得るものはないと考えています。なぜなら、経験を自分の言葉で人に語ることは誰もマネができないからです。多文化交流で韓国に行きました。5年前は今のように韓国ブームがなかったので、渡航前は身内から韓国は慰安婦問題で日本人のことよく思っていないらしいよ、や若い日本人は危険だから行くのは辞めたほうがいいなどと韓国に対して悲観的に言われていました。しかし、実際に現地へ行って日本のことを知りたい!日本のことが好き!そんな人が多く驚きました。多文化交流を目的にしている仲間なので日本の偏見を持つ方はいなかったかもしれませんが、身内の考えを払拭したく韓国メンバーに慰安婦問題について聞きました。年配の方は慰安婦問題に対してシビアだけど、若い人たちは日本のことを嫌っていないよとのことでした。そもそも慰安婦問題を知らない若者も多いらしく、噂と事実に偏見や思い違いがあるのかなと気づいた瞬間でした。他にも、韓国は日本と比べてWi-Fiが使えるカフェやレストランが多いことやバスやタクシーの運転速度が速いこと、タクシーの運賃が安いことなど、現地に行かなければ知らなかったことに沢山気づきました。やはり現地に行き見て、感じて、体験することからしか得るものはないです!(笑)異文化に出逢えたことは価値観を変えるきっかけになりました。
最後に、人生軸を得ました。人生なんて大げさな...と思うかもしれませんが、それくらい出逢いは人を変えるんです。多文化交流に参加し、大好きな仲間に出逢い、海外が怖くなくなり、他国を知りたい欲が強くなり、社会に出て人の役に立つ仕事がしたいと思うようになり...25歳の節目の年に海外に行って働こう!と決心しました。人生軸が定まっていなかった学生時代は、やりたいことがなく考えることもせず過ごしていました。しかし今は、”自由にありのままの自分で生きる”ことが私の人生軸です。行き詰まった時、逃げ出したくなった時、悩んだ時は、原点に戻り考え直します。これから出逢うヒト・モノ・コトが楽しみでありワクワクしています。そしてIIMSの多文化交流に出逢えたことに感謝しています。太田先生をはじめ運営に携わる皆様のおかげで今の自分があります、ありがとうございます。
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キム ボグム 国籍:韓国 出身大学:釜山外国語大学 今の仕事:会社員
私が初めてIIMSの多文化交流に参加するようになったきっかけは単純でした。
2013年夏に多文化交流in釜山を担当することになったからです。
後輩たちと日本人参加者たちのためにホームステイと釜山の観光地案内などを準備しました。
でも何より心配なのは日本人と仲良くなれるかでした。
日本人は本音を言わないという偏見があったからです。
しかし、そんな心配は必要ありませんでした。
人種、他の外国文化に関係なく多文化交流の参加者たちは、一生懸命準備した韓国人参加者たちに心から感謝し、韓国文化に多くの関心を示しながら一緒に楽しみました。
最大の問題は私の偏見でした。
人間は皆違う面がありますが、偏見だけ持たずに理解して受け入れる努力をすれば、人に対する態度が変わり、良い方向に変化することができることを知りました。
今は外国人として日本で暮らしながら困難を感じる時は、多文化交流を通じて得た経験を考えながら日本社会と交わるように努力しています。 -
キム・ヒョング(グ) 国籍:韓国 出身大学:釜山外国語大学 今の仕事:IT・Web系総合職(エンジニア)
私は今までの多文化活動を通して外国というのは難しくないものだと感じました。2018年より多文化交流を参加させていただいてますが、最初の自分は日本語がとても未熟で、新たな人と沢山触れ合う経験が少なかったため、不安ばかりでした。色々な国の人たちと日本語で正確な意思伝達ができるのか、文化が合わなくて失礼がないのかなど考えました。ですが、実際に個人や団体で行われるゲームのレクリエーション活動や夜の自由時間でのおしゃべりなどは自分の不安はちっぽけなものであったと実感しました。それは自分が交流をしようとする気持ちさえあれば、日本語が出来なくてもそれを分かった上で配慮のある話し方をしてくれるし、文化が異なってもそれを知っているために失礼と思わず、これから学んでいく時間にしてくれる雰囲気が作られているためです。
私はその時感じた気持ちや経験を忘れずに他の人たちも分かって欲しく、今にでも交流会に参加したり自分がスタッフになって開催して運営することで交流活動を続いています。多文化活動を通して一番得たものは自分の交流好きの性格かもしれません。 -
M.T 国籍:日本 出身大学:群馬県立女子大学 今の仕事:会社員(SE)
私は、主に「多文化交流inぐんま」のスタッフとしてIIMSに関わってきました。オフラインだけでなくオンラインでの多文化も経験させていただき、運営の視点から学んだことも含めて多文化は私の価値観の幅を広げてくれました。多文化交流という文字にある通り、国籍や文化・言葉・年齢・性別関係なく交流をすることで、知らなかったことを知ることはもちろん、既存の知識をより深めることもできました。また、多文化を通して、今まで全く関心が無かったような国が「ともだちの国」へと変わり、他の国の良いニュースも悪いニュースも、自分のことのように親近感を持って捉えることができるようになった気がします。もし世界中の全ての国に友達がいたら・・・?そう思うととてもワクワクしますし、このすてきな感覚がとても心地良く、今でも多文化の虜になっています。
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Hartono Sunyoto(ハルトノ スニョト) 国籍:インドネシア 出身大学:高崎商科大学 今の仕事:フリーランス(通訳)
IIMSに参加した時に色々な方と接することができ、コミュニケーション力を鍛えることができました。自分の場合は日本語力を高めるという目的もあり、結果それプラス友達を増やすことができました。
当時、大学生だった自分が初めて大学生活を送り、中々忙しかったです。多文化交流に誘われるとは思ってもみませんでした。日常の日本語が上達していない壁を感じ、この交流会に参加すれば自分の壁を乗り越えられるのではないかと考え、誘いにのりました。実際に楽しかったことが分かりました。
言語力だけではなく、日本の文化や他国の文化などをほんの少しだけでも覗くことができ、とても貴重な経験だと思います。またいつかIIMSのメンバーたちに再度会える日が来ると心から願っております。 -
藤本 恵大 国籍:日本 出身大学:明治大学 今の仕事:日系自動車メーカー国内営業部門
学生時代を通して、国際比較文化研究所の活動に関わらせて頂きました。
私はその中で国際交流プログラムのスタッフの一員として、海外での日本語コンテストの開催、そのコンテスト入賞者を招待して行った群馬での現地プログラムの実施を担当しました。
この文脈だけ見ると、国際交流、企画、プログラムとなんだか敷居の高い単語ばかり並びますが、私は特に何かに秀でたり、高い意識を持ったような学生では決してありませんでした。
ただ一歩、自分のやりたい方向に向かって足を踏み出して、参加させてもらっただけの普通の学生でした。
ですが、そのちょっとした勇気のおかげで、私は一生の仲間や友達を得て、そして踏み出すことの大切さを学びました。
学生だけで大きなことを成し遂げられたと今では思いますが、楽しいから、みんながいるから、そんな純粋な思いで自分らしく前に進める場所がここにはあります。
学生生活の4年間は本当にあっという間です。
少しでも気になっている方がいたら、迷わずぜひ飛び込んでみてください。
きっと自分のやりたいこと、すきなこと、いろんなことに出会えると思います。 -
秦 志剛(シンシン) 国籍:中国 出身大学:埼玉工業大学 今の仕事:集積回路設計(半導体業界)
何回も群馬多文化交流に参加しまして、凄く楽しかったです。
学生時代、国際交換留学生として、日本に参りました。
日本語学校に通って、日本語を独学していました。
最初は難しかったけど、多文化に参加して、先生と主催者に丁寧に対応をしていただき、助かりました。
IIMSを通して、各国に友達ができて、日本語や日本の文化も沢山習いました。
今IIMSのOBとして、活動をしております。休みの時IIMSの友達とラウンドワンやスノーボード遊びしています
友達の結婚式、飲み会にも参加しています。皆さんと縁を永遠に繋がり続けたいと思います。新しいIIMSメンバ一との出会いを待っております。